歯の役割とブラッシング

　矯正装置がつくと、歯磨きがしずらくなり、虫歯になりやすくなります。虫歯になると、せっかく始めた治療を一時中断しなければならない場合もあります。当院では、スタッフによる手作りの資料を用意し、ていねいなブラッシング指導を心がけております。

酸に溶けにくい強い歯を作る働きがあり、世界各国で虫歯予防に利用されています!
歯の表面にくっつき、再石灰化を助け脱灰部分を元に戻そうとする働きがあります。特に生えたばかりの歯は、たくさんのフッ素を取り込みやすい性質がありますので、子供のうちからフッ素による予防を心がけましょう!

強い歯を作るために日頃からフッ素を使った虫歯予防を心がけましょう！

脱灰・・・酸によって歯の表面からカルシウムイオンとリン酸イオンが溶けだす事
再石灰化・・・唾液の働きにより溶けだした歯が元に戻る事

脱灰と再石灰化は、食事のたびにくり返されます。溶かされている時間が長いとむし歯になります。

キシリトールは、天然素材の甘味料です。お砂糖と同じくらいの甘さがあります。また、キシリトールは、虫歯の原因となる酸を作りません。

さらにむし歯菌を減らして歯を丈夫にする効果があります。キシリトールは、身近な食べ物にもふくまれていますが、食べ物だけで摂ろうとしても十分ではありません。むし歯予防のためには、ガムやラブレットなどから摂ると良いでしょう。

キシリトールを使っているガムやキャンディーでも、その他の材料に砂糖や水飴などが使われていれば、むし歯の原因になってしまいますので、その製品に使用されている甘味料の50%以上がキシリトールである事や総重量のほとんどがキシリトールで占められている事が大切です。